離島探訪『種子島』2日目

日本各地の離島を巡り、各島の方々の生き方を探る全国離島探訪。

昨日に引き続き、舞台は種子島です。今日は、島の南の方を観てきました。

 

嗚呼、ジャバッチェが頭から離れない・・・。

握手しておけばよかった・・・。

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(兄だか弟だかわからないけど)ジャバッチェ。

広田遺跡ミュージアム

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二日目のスタートは、広田遺跡から。

広田遺跡は、南種子町にある、弥生時代後期から7世紀にかけての墓地遺跡です。その名の通り墓地しか見つかっていない遺跡なのですが、綺麗な風景と、ちょっとした小技の面白さと、未来に対する期待が込められた良い遺跡&ミュージアムだと思いました。

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ミュージアム入口の床に描かれた鹿児島ー沖縄間の地図。ガイドなど付けなくても、この地図一つで話が尽きない全推連の皆様には敬意を表します。

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広田遺跡は、昭和32年の台風でその存在が露になり、その直後と平成17年の2回調査が行われました。

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墓地の形態を人形で表した模型。今のところ出てきたのは墓地のみ。しかし、墓地の形態や遺骨、その装飾などからも昔の生活の多くがわかります。墓地の形態で埋葬された年代が推定できるのは初めて知りました。

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実際の広田遺跡は海沿いの小高い丘の上にあります。白い棒が立っているところは、遺骨が見つかった所。

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白い棒には、そこで見つかった遺骨の推定年齢や写真、詳細情報へのリンク(QRコード)が記されています。

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遺跡自体は、ほぼこれだけなのですが、とても景色の良い砂浜でまた来たくなってしまいました。

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遺跡の中には、この様に発掘が途中で終了し、判定ができていないところもあります。理由をお聞きしたところ、「発掘でわかることもあるが、今の発掘技術では発掘することで失われてしまう情報もある。残りの解明は技術が進んた将来に託す」とのこと。この科学に対する真摯な姿勢、とても共感できます。

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平成の発掘では、レーダーによる遺跡の探査も試みられました。いずれは、ほぼ非破壊で遺跡の全容がわかる日が来るのでしょうか。

種子島宇宙センター

種子島といえばJAXAの宇宙センター

あと数日ロケットの打ち上げが遅れれば見られたのに!(笑)

先日もロケットの打ち上げが行われましたが、科学技術の魅力で多くの人々を惹きつけています。ロケット打ち上げの日になると、町もお祭りさながらの状態になるとか。

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種子島宇宙センターのロケット発射台は、美しい海に囲まれ、世界一美しい発射台と言われています。

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敷地内に横たわる実物大のロケット。で、でかい!これが直立したらさらに圧巻なんだろうなぁ。

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エンジンと射出口。眺めているだけで時間があっという間に過ぎてしまいます。

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ロケットで打ち上げられる人工衛星。見ているだけでワクワクします。自分はやはりこういうのが好きなんだなぁと思い起こさせてくれる瞬間です。

農林漁業祭

宇宙センターで科学の魅力に浸った後は、中種子町に戻って農林漁業祭へ。

地域の特産が一同に介すこのイベントで、この地域の魅力をあまり知らない外者目線で感じたことは、Gingar Villegeでも感じたように、パッケージやディスプレイなど魅せ方がとても重要になること。どんなに素晴らしいものでも興味を持ってもらえなければその魅力に気がついてはもらえません。その意味で、デザイナーの存在はとても重要だと感じました。

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このテーブルが10000円!?宮城では送料分を上乗せしてもこんな立派なものを買えるだろうか?

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種子島高校の学生さんたちが作って販売していたジャムやトビウオ製品。あとで食べるのが楽しみ♪子どもたちにも、自分たちが住む離島の素晴らしさをもっと感じて欲しい。

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2017年夏に開催される宇宙芸術祭の実行委員の方々が出していたワークショップ。看板の子どもに釘付けになる。

農業・畜産見学

全推連メンバーの畑や牛舎を見学させていただきました。

塩竈人としては、まずこの広さが羨ましい!こればかりはどうしようもないけど羨ましい!

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サトウキビ畑。サトウキビは一回植えると3〜4年は収穫ができるそう。

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初めて生のサトウキビをかじりました。しっかり甘いのに後味はスッキリ。これはいいオヤツですね^^

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従来、島には畜産が無かったそうですが、将来タンパク源が必要になるという先人の考えから、黒毛和牛をはじめ、畜産が進んでいったそうです。牛の顔がカワイイ♪牛によって異なる頭のコブが気になる。

 

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訪問した際、ちょうど安納いもの収穫が行われていました。(画像をクリックすると動画が開きます)

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収穫時にある程度の仕分けまで行ってしまいます。(画像をクリックすると動画が開きます)

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収穫された安納いもは、一ヶ月間、定温定湿環境で熟成させて出荷するそうです。

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帰りは、種子島空港から飛行機にて。初めてのサーブ340。

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離島のデメリットは本土に暮らす方から見ればメリットとなり得る。地域を越えて協力し、知恵を出し合えば離島の将来は明るい!

本日強く感じたことは、核となる魅力を定めて育て維持していくことの重要性。タネガシマンしかり、広田遺跡しかり、宇宙センターしかり、魅力の発信とともに、魅力の維持との価値向上にしっかり取り組んでいると感じました。

 

塩竈はどうでしょう?

神社、美術館、歴史的な建造物。

様々ありますが、どう価値を維持し高めていくかという視点に立った取り組みはあまり見られない気がします。高めた魅力がやがて塩竈の色となりそこに住む人たちの誇りとなることを願って活動に取り組まねば!

 

今回は終始、全国離島推進員連絡協議会(全推連)のメンバーと共に行動しました。メンバーは皆、各地の離島で奮闘されるみなさんで、行動力抜群!好奇心旺盛!(まとめる事務局は大変そう笑)

多くの知識と元気を頂いた旅でした♪

種子島のみなさま、全推連のみなさま、ありがとうございました!!!