飯が美味い

ご飯だけでも十分美味いがこれに味噌汁と魚があれば言うことなし。
ご飯だけでも十分美味いが、これに味噌汁と魚があれば言うことなし。

 

先日、長く懇意にさせていただいている大学の元技官さんから飯碗をいただいた。真っ黒くずっしりとした輪島塗の飯碗。木製なのに今まで使っていた陶器のお茶碗より重い。なんでこんなに重いんだ?と思って眺めていたら、漆の下に格子模様が見える。wikipediaさんに聞いたら、強度を増すために布を貼ってあるらしい。知らなかった。どうりでしっかりしているわけだ。

さっそくいただいたお礼も兼ねて、この飯碗でご飯でも食べてる写真を送ろうと思い夕飯に使用してみた。どっしりとしており木特有のぬくもりがある。箸が椀にあたった時や、椀をテーブルに置いた際に手に伝わる振動がとても落ち着いていて良い感じだ。また、一緒についてきた蓋が小針代わりになって、漬物などを盛り付けるにちょうどいい。黒い飯碗に真っ白いご飯や濃い赤色のキムチ、茶色い松前漬けが映える。洋風(というか東南アジア系?)のテーブルには似つかわしくないくらい和な装い。

この飯碗で御飯を頂くようになってからというもの、飯が美味い。そして楽しい。茶碗一つでここまで変わるものなのか。今まで使っていたお茶碗も大きくて軽くて使いやすかったのだが、それはあくまでご飯を盛り付ける道具としての良さ。言わば縁の下の力持ちだ。しかし、この新しい(と言っても古いものなんだろう。骨董品だって言ってたし。)飯碗は、その実用性もさることながら、持つことの楽しみ。使うことの楽しみを教えてくれる。

もう、この飯碗だけでご飯何杯でもいける。先日の健康診断で受けた「痩せようね♥」という診断もなんのそのって感じだ。

春は夜桜
夏には星
秋に満月
冬には雪
それで十分酒は美味い

それでも不味いんなら
それは自分自身の何かが
病んでいる証だ

心の師、るろうに剣心のキャラクター:比古清十郎氏の言葉だ。やること成すこと全てがカッコイイ最高のジョーカーキャラ。氏が出張ればラスボスまで全て雑魚同然。何の面白みもなく問題解決できるのに、わざわざ力不足の弟子にやらせる男。日本の危機も弟子の成長の糧。スケールも最高です。

そうそう、そういえば、るろうに剣心の実写版、原作を知っている身としてはその差異を意識してしまいますが、別物として見ると結構面白いですね。内容てんこ盛りなので消化不良な感じは否めませんが。

 

話がだいぶそれました。

氏ほどのスケールではありませんが、外が土砂降りで星も月も何も見えなくても飯碗一つで毎日飯が美味いっす。元技官さんありがとう!そして、日本古来の食器の世界にちょっと興味が湧いてきた。

愉しみがまた一つ増えた。