震災から三年。

23時帰宅。
この日くらいは家族でのんびりしたいなと思いつつも、何だかんだと慌ただしい日を送ってしまった。
ま、それはそれでいいことなんだけど。

三年前。

塩竈の山手の方で被災した私は、離島に住む祖父のことが心配になり、鹽竈神社の駐車場まで移動。そこから少し下ったところで津波を見ていた。

ヒトやヒトの造ったものはこんなにも脆いものなのか。

そう感じ、
自分の身にもいつ何が起きるかわからないな。
やれる事は後回しにせず、すぐにやらねば後悔する。
と思ったことを今でも強く覚えている。

あれから三年。

早三年。でも、とても長かった3年。

普段の生活県内を見渡すと、街は綺麗に補修されて、3年前にあんなに大変な事が起きたとは微塵も感じさせないまでになっている。
一方、少し横に目を向ければ、まだまだ普通とは言い難い現状があり、
なんとなく、時々、二つの世界を行き来しているような錯覚に襲われることもある。

この三年間、津波を目撃した時に感じたことに従い、いつもその時良いと思ったことをやってきたが、いつもこれでよかったのか悩んでいた。
特に最近はそう思うことが多々ある。

日々修行ですな。

震災は、大切なものをたくさん持って行ってしまったけれど、地域に絡みついていた柵とか慣習と呼ばれるものも取り去ってくれ、新しい宝物も見つけられた。
よくも悪くも周りの環境が動いた三年。
良い動きが止まらないよう、回し続けたいと願う。

被災という影に配慮しつつも、楽しく前向きに。

遅い夕食を摂りながら、一人ぽやんと考えた。